客単価アップ

価格競争に巻き込まれない方法

価格競争に巻きこまれていませんか?

資格取得者が年々増えている士業や、コンビニより件数が多いと言われている美容室。
競合が激増している業界は、人口減少を考えると年々厳しくなってきますよね。

士業は報酬規定が撤廃されて以降年々安くなり、
美容室はクーポンサイトでは価格競争が起こっています。

ウリがないと価格競争に巻き込まれやすいです。

今回は価格競争に巻き込まれない方法をお伝えします。

そもそも価格競争はなぜ起こるか

あなたは日用品にこだわりがありますか?

「台所洗剤はこれじゃないと嫌!」とか
「ティッシュはこれじゃないと落ち着かない!」とか
「消臭剤はこのメーカーがいい」とか

そういうこだわりがある人ってあまりいないのではないでしょうか。

たぶん、
効果があればなんでもいいですよね。

洗剤はジョイでもチャーミーグリーンでもいいですし、
ボックスティッシュもスコッティでもエリエールでもいいでしょう。
匂いさえ消してくれれば消臭力でもファブリーズでもいいです。

ちなみに私は自宅で何を使っているか自分で把握していません。

効果があればなんでもいいということは、
を返せば、何を使っても同じ効果が得られるんですよね。

つまり差別化できていません。

商品の機能や品質に差がないため、消費者は何を選んでも同じと思い、より安いものを選ぶようになります。

これが価格競争が起こる理由です。

業界のコモディティ化

ちなみにこうした日用品や必需品のことを英語でCommodityといいますが、
これが転じて差別化できずに価格競争に陥ることを「コモディティ化する」と言ったりします。

あなたの業界はどうでしょうか?

日用品のように
「どこにいっても同じようなもの」
と思われていませんか?

消費者の多くは
「どこもだいたい同じでしょ」
と思っています。

そう思われてしまっているなら、あなたの業界はコモディティ化しています。

きっとすぐにでも価格競争に巻き込まれるでしょう。

脱コモディティのススメ

逆に言えば、
「ここじゃないと嫌!」
と思ってもらえれば、脱コモディティができるわけです。

つまりファンになってもらうことが、そのまま脱コモディティにつながります。

そこで私が提案しているのは、
新規客を接客やスキルでファンにするよりも対面する前からファンになってもらえる仕組みを作りませんか?
ということです。

あなたのことをよく知らない新規客をほんの数時間お話ししただけで、ファンにすることは簡単ではありません。

もしあなたが
「いや、でもうちには腕があるから!」
と思っていても、
もしかしたらそれはプロ以外にはあまり差異のわからないスキルかもしれません。

しかし、あらかじめネットを経由してファンになり、あなたの元にきたお客さんであれば…

ほとんど買う気であなたの元にきているということです。

こういった話をセミナーでしています。
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