こんにちは。
Webを使って生産性をあげる士業・講師・専門家のためのコンサルタント 瀬尾彩です。
Web集客という言葉はとても曖昧に使われているなと思っています。
「ブログやSNSを使ってお客さんを集めることでしょ?」
と思われるかもしれませんが・・・
Web集客で集めているお客とは主に”見込み客”です。
まだお金を支払っていないけど、購入につながりそうな人を集めることがWebの主な役割です。
見込み客とは?
見込み客を作るというのは、購入待ちリストを作ることです。
あなたのビジネスに行列を作るようなイメージです。
まだ買ってないけど買いそうな人。
こういう人たちをリストにして持っていると、売上がほしいときに売上をすぐ作ることができます。
例えば、悟空のきもちというヘッドスパ専門店があります。
ここは本当に凄まじく人気で、キャンセル待ちLINE@というのがあります。
通常では予約が取れないので、予約を取りたいならこのキャンセル待ちLINEに登録しないといけません。
登録していると、たまに「来月キャンセルが出た日程があります」というLINEがきます。
でも待っている人が多いのでLINEがきた瞬間に予約が埋まってしまうんです。
噂を聞いて登録しているのですが、
LINEを受信から5分後に気付いた私が予約フォームを見に行ったら、
予約が埋まってしまっていたことがありました。
この悟空のきもちで言う所の見込み客はLINE@登録者が購入待ちリスト、つまり見込み客なんですね。
こうやって見込み客をリスト化しておくと、売上が欲しいときにすぐに購入者が見つかります。
購入待ちリストの作成方法
見込み客リストを作成するには色々と方法がありますが、基本は囲い込むことです。
王道からちょっとした裏ワザまで3つ紹介します。
①メールマガジンに囲い込む
王道中の王道がメルマガです。
購入待ちリスト=メールアドレスです。
メールアドレスさえ知っていれば、こちらから好きなタイミングでアプローチすることができます。
セミナーを開催するとか、新商品が出るとか、キャンペーン中だとか・・・
お知らせがあるたびに相手に直接伝えられます。
最近は開封率が下がってきているという問題もよく言われますが、BtoBビジネスであればまだまだ有効でしょう。
②メッセージアプリ
最初に例で出したLINE@がまさにそうですね。
あるいは、普及率は低いですがFacebookメッセンジャーを使うメッセンジャーボットもそうです。
使い方としてはメルマガと同じです。
最近はメルマガではなくこういったメッセージアプリの方が読まれやすいとも言われています。
BtoCのビジネスだとメールよりはLINE@などのメッセージアプリの方が使いやすいかもしれません。
ただし、LINEなどのメッセージアプリは若干のリスクもあります。
もしLINEがサービス終了をしたらリストが消えてしまいます。
もしLINEよりも普及したメッセージアプリが生まれればユーザーは別のメッセージアプリがを利用するのでLINEの開封率が下がります。
これがメールアドレスリストとLINEのともだちリストの大きく異なる点です。
別のアプリに見込み客リストを引き継げないという欠点は頭に入れておきましょう。
③SNSのフォロワー
同じような効果をTwitterのフォロワーなどにも期待できるでしょう。
直接相手に連絡するわけではないので、成約率は若干下がりますが、手軽さゆえに母数を増やせます。
あるコンサルタントは、Facebookの非公開グループに見込み客を囲い込み、
そこでしか見れない情報などを発信しています。
メルマガと同じ活用方法ですね。
ただし、これもリストを別のサービスに引き継げないという欠点があることは頭に入れておきましょう。
まとめ
Web集客のゴールは見込み客を獲得し、購入待ちリストを作ることです。
見込み客を獲得するということは、メールなどで声をかけるだけで購入してくれる人を手に入れるとうことです。
欲しいときに欲しいだけ売り上げることができます。
さて、あなたのビジネスに購入待ちリストはありますか?
あなたの見込み客はどうやって管理されてるでしょう?
ちょっと考えてみてくださいね。