あなたのお店ではメルマガをやっていますか?
メルマガ、つまりメールマガジンです。
私がメルマガを提案するとよくいわれるのが
「メルマガって読む人いるんですか?」
ということです。
でも実は、美容業界ならやっておかないと損かもしれません。
今回は美容業界独特のメルマガ事情をお伝えしていきます。
君はSNSの次に何が来るか知っているか。
ご存知のとおり、SNSには流行り廃りがあります。
mixiがFacebookに取って代わられましたし、ほんの5年前には一部の人しか使っていなかったInstagramが「インスタ映え」なんて言葉で流行語になったりします。
もっと言えばこれはSNSだけではなくWebサービス全般に言えることです。
「SNS疲れ」なんて言葉がありますが、SNSそのものが廃れる可能性だってあるんです。
あるコンサルタントによれば、海外では若い人たちは結構な勢いでSNSを離れ始めているそうです。
SNSから離れた彼らが何を見ているかというと「専門家のメルマガ」なのだとか。
海外はフェイクニュースの問題が日本よりも大きく騒がれているというのも要因でしょう。
真偽のわからない情報ではなく、信頼できる専門家から直接情報を取る。
この傾向は日本でも強くなっていくだろうと私は思っています。
「でもメルマガって読まれるんですか?」
そうはいっても、ご自身がメルマガを読んでいなければピンとこないでしょう。
ところで、あなたが想像しているメルマガってどんなものでしょうか?
通販サイトから来る鬱陶しいセールのお知らせ
家電量販店のポイントカードに登録したら勝手に来るようになったメール
なんの用件かよくわからない迷惑メール・・・など
もしあなたがこういったものをメルマガと認識しているのであれば、確かにそういったメルマガは読まれにくいでしょう。
意外に思われるかもしれませんが、きちんと中身のある情報を発信していればメルマガって読まれるんですよ。
もちろん全員が真面目に読むかといえばそうではありませんが、一定の確率で読まれます。
お客さんはサロンからメルマガが欲しい
ちょっと古いですが2017年のインターネット調査では、
お客さんはサロンからの情報発信を心待ちにしていることがわかります。
Q.メルマガやブログ、SNSなどでどんな情報がもらいたいか?
1位.アフターフォローの連絡
2位.ホームケアのノウハウ
3位.セール情報Q.情報をもらう望ましい頻度は?
1位.毎月(約20%)
2位.毎日(約16%)
3位.毎週(約15%)
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7位.1年、もしくは必要なし(5.7%)
驚くべきことに、毎日でもいいからもらいたいという人が16%もいます。
そして必要がないと回答しているのはたったの5%しかいません。
このデータでお客さんはサロンからの情報が欲しいことがわかります。
特にアフターフォローや自分でできるホームケアという、自分に関係のある情報が欲しがっています。
そして、美容のノウハウをプロから教えてもらいたいというニーズがあります。
まとめ
新規集客に比べたら、一度来てもらったお客さんに二回目に来てもらう方が余程簡単です。
そのツールとしてメルマガはかなり有効です。
しかもお客さんはサロンからのメルマガを欲しがっています。
ということは、やらない方が損ですね。