瀬尾です。
この記事は
「Web集客をこれから本格的に始めたい!」
と思っているあなたにこそぜひ読んでいただきたいと思っています。
また、ブログやSNSを使ってもなかなかお客さんが来ないというあなたにも、ぜひ読んでいただきたいです。
なぜなら、多くの人がSNSやブログでWeb集客を始めてうまくいかない理由は準備不足だからです。
Web集客はいきなり始めると失敗します。
だって、あなた以外にもあなたの競合が山ほどあるのがWebの世界です。
昔はホームページさえあれば集客できる時代がありましたが、みんながホームページを持っていて、SNSを使っている昨今でそれはあり得ません。
なので、とにかくWebを使えば集客ができるとか、無料で人が集まるという考え方は捨ててください。
Web集客を始める前にやりたい3つの準備
Web集客を始める前に最低限してほしい3つの準備があります。
それは
①コンセプト
あなたのサービスは誰のどんな課題を解決するのか?
②集客動線
どういう経路をたどって、予約申し込みを獲得するのか?
③オファー
お客さんに何を提案するのか?
これらを明確にすることです。
これらを曖昧なままWebで情報発信を始めるからこそ、多くの人が集客で失敗しています。
上から順に、具体的に説明していきます。
コンセプトの作り方
コンセプトで最低限明確化しないといけないのは「ターゲット」と「ベネフィット」です。
また、できれば「差別化ポイント」も作りたいです。
①ターゲット
「ターゲットはどんな感じですか?」
と聞くと、たまにこう答えられます。
「20〜50代の女性で、働いている人」
これではだいぶターゲットが広いので、難しいです。
八方美人が好かれないのと同じように、ターゲットは絞り込んだ方がいいです。
なぜなら20代の女性と50代の女性では、抱えている悩みが違うからです。
これについては別で記事を書いたので、こちらを参考にしてください。
⇒集客を邪魔する1つの誤解とターゲットを絞るメリット
②ベネフィット
お客さんがあなたの商品を買って得られる利益のことです。
これは単なるメリットとは違います。
ダイエット商品だったら「痩せる」はメリットです。
ベネフィットは「痩せて手に入れたいものは何か?」です。
・痩せてモテたい
・きれなくなってしまった服をもう一度着たい
・デブと言われたことを見返したい
・コンプレックスを解消したい
これは人によって違うでしょう。
対面であればこれを人に合わせて語る必要があります。
ただ、Webであればその中でも
「あなたのターゲットの最大公約数のベネフィットはなんなのか?」
を考える必要があります。
③差別化
あなたの競合とあなたが「どう違う」のかを伝える必要がありますね。
そのための差別化です。
つまり、「違い」を作る必要があります。
とはいえ、違いを作ることは意外と難しいです。
単に違いを作っても、ニーズのない違いなら意味がありません。
参考記事)差別化とUSPの話|差別化のための差別化に陥ってませんか?
なので、差別化についてはすぐに思い浮かばないかもしれません。
これはビジネスをしていく上で考え続ける必要があります。
例えばターゲットを絞る、他が打ち出していないベネフィットを打ち出すというのも一つの差別化です。
なので、まずはターゲットとベネフィットがマッチしているかをしっかり考えることをお勧めします。
ここまでがコンセプトの準備です。
集客動線の設計法
集客動線、言い換えればどういうWeb上の経路をたどってお客が予約申し込みをしてほしいのか?です。
基本的な動線設計としては
メディア→LP→フォーム
になります。
広告やSNSなどのメディアを経由して、LPで告知文を読ませ、申し込みフォームから申し込むというのが基本の流れです。
①メディアとは
ここではWebメディアのことを指します。
・ホームページ
・ブログ
・YouTube
・SNS
・広告
など、お客があなたのことを知るメディアです。
②LPとは
LPとはランディングページの略で、最終的に到着する(landing)ページです。
広告などをクリックするとたどり着く、縦長のWebページのことです。
縦長のページと言われて具体的な想像ができない場合、この記事の一番下の『2時間でWeb集客をマスター!?』のボタンをクリックして飛ぶページがLPです。
LPの形を取っていなくても
・セミナーサイトのセミナー告知ページ
・ストアカの講座ページ
・ホットペッパービューティーの店舗ページ
・Facebookイベントページ
など、オファーがあるものならLPと同じ働きをしています。
③フォーム
フォームは申し込みフォームのことですね。
ここの注意点は、いかに入力にストレスのないフォームにするかです。
例えば入力項目を最低限にする、自由記述欄を可能な限り排除するなどがそうです。
フォームについてはこちらの記事で詳しくお話ししています。
⇒EFOで申込みを激増させる!簡単なチェックポイント
こういった、メディアからLPに飛ばし、LPのフォームから申し込みさせることが基本の動線になります。
オファーの提示
オファーとは提案のことです。
ターゲットにとって魅力的な提案ができないと、申込にはつながりません。
定番のオファーは次の3つです。
①無料プレゼントのオファー
よくあるのはメールマガジンに登録を促すものです。
リストを獲得するための施策です。
ただメルマガに登録してと伝えても、登録してくれません。
なので「このメルマガに登録するとこんな情報をプレゼントするよ!」というオファーを出します。
無料オファーには色々な形式があり
・PDFレポートプレゼント
・動画プレゼント
・音声プレゼント
・占い・診断
などがあります。
提供の仕方は、プレゼントは登録者にメールで送信。
占いや診断系だと申込フォームそのものが診断になっており、メールアドレスを登録することで診断結果が見られるようなものですね。
例えば、
「ママのための時短で楽チン弁当レシピ集」(10~30ページのpdfレポート)
「7日間で肌が激変するフェイシャルマッサージ」(15分×7日間の動画)
「SEOライティングセミナー」(90分の音声)
「ダイエット診断」
といったものを作って、アドレスを獲得することが目的です。
例えば税理士さんならこの時期
「2020年確定申告攻略マニュアル」(pdfレポート)
なんて無料オファー出したらバカバカ見込み客集まりそうですよね。
すでにメルマガ運用されているならこの方法がお勧めです。
②無料提供をオファー
無料プレゼントがオンライン上の無料サービスだとすれば、オフライン(リアル)での無料サービスを私は無料提供と呼んでいます。
・無料相談/無料カウンセリング
・無料体験レッスン
・無料セミナー
などがこれに当たります。
ここに来たお客さんからアドレスをもらったり、商品をオファーしたりします。
③フロントエンド商品のオファー
これが一番取り入れやすいと思います。
私だったら先ほど例示したこの記事の一番下のLPでは『2時間でマスターするWeb集客セミナー』を5000円でオファーしています。
「具体的に価格はいくらがいいんですか?」
と聞かれたりしますが、
「試しに買ってみようかな」
と思えるくらいの価格でオファーするのがポイントです。
これは商品やターゲットによって価格が違います。
toC向けのセミナーなら1000~3000円、経営者層向けのセミナーなら10,000~12,000円です。
例えばサプリメントならお試し900円ですよね。
この辺りはあなたの業界の相場や、ターゲットにもよってきます。
Web集客はいきなり始めず準備をしよう!
以上がWeb集客を始める前に計画したいことです。
とはいえ、いきなり完璧なものはできませんので、この辺りをざっくり決めたらとりあえずやってみるというのをお勧めします。
やっていく中で徐々にブラッシュアップされていくものですからね。
もっと詳しくWeb集客について知りたいという方は、下のボタンから2時間でマスターするWeb集客セミナーの詳細をチェックしてみてください。